高等学校創立記念PTAの挨拶やスピーチに... | 挨拶やスピーチに使える季語・時候の言葉の例文や手紙・メール・季節に使えるPTAの文例

高等学校創立記念日は一年に一度必ず訪れる記念すべき日として、学校と名のつく団体ではそのほとんどが毎年祝日として扱われ休校となります。創立記念日は主に4月の初めや9月の初めなど、新学期の始まりに合わせて設けられることが一般的ですが、地域や学校によりその時期が異なっている場合も多く見受けられます。高等学校創立記念PTAの挨拶では、各自学校の創立記念となるその時期に合わせた挨拶を行い、その日を迎えられたことに対する感謝の気持ちを述べることが大切です。

高等学校創立記念PTAの挨拶の書き出しでは、前の項目でも挙げたように挨拶を行う時期に見合った言葉を用いながら、創立記念日を迎えられたことに対する気持ちをきちんと述べることが重要となります。また、PTA役員として自己紹介を行うことも大切です。順番としては、まずはじめに自己紹介を行い、続く言葉には創立記念を祝う言葉や、記念すべき日に挨拶の場を設けてもらえたことに対するお礼などを述べると更に印象がよいです。以下の例文を参考に考えてみましょう。

ただいまご紹介に預かりました平成○○年度PTA役員を務めさせていただいております(自分の名前)と申します。本日は○○県立○○高等学校第○回創立記念日を迎えまして、誠におめでとうございます。このような記念すべき日に挨拶をさせていただけることに深くお礼申し上げます。また、今日という日を無事迎えられたことは一重に皆様のお力があってこそだということに、改めて感謝の気持ちを述べさせていただきます。今日まで本校を支えてきてくださった教育委員会の皆様ならびに先生方、地域の皆様及びご父兄の皆様にはこの場をお借りして今一度深くお礼申し上げます。

拝啓(1マス空ける)若葉が芽吹きはじめ春の訪れを感じさせるこの候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平成○○年度PTA役員を務めさせていただいております(自分の名前)と申します。この度は○○私立○○高等学校創立○周年、誠におめでとうございます。これまで○年間に渡り本校を支えてきてくださった教育委員会ならびに職員の皆様、PTA役員OBの皆様方にはこの場をお借りして深くお礼申し上げます。

皆さん、こんにちは。先ほどご紹介に預かりました○○年度PTA役員を務めさせていただいております(自分の名前)と申します。本日は○○都立○○高等学校創立○周年、誠におめでとうございます。また、お忙しい中創立記念式典にご列席くださいました教育委員会の皆様、ご父兄の皆様、誠にありがとうございます。○○高等学校の沿革に相応しいこの立派な体育館にて、このような挨拶の場を設けさせていただけたことに心よりお礼申し上げます。

拝啓(1マスあける)新緑の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。本日は、○月○日、○○市立○○高等学校創立を祝しまして本メールをお送りさせていただきます。この度は○○高等学校の創立誠におめでとうございます。この日を迎えられたことと、これまで大変長らくの間準備に携わってきた教育委員会の皆様ならびに先生方へPTA役員を代表し改めてお礼申し上げます。記念すべき創立記念式典では、ご挨拶の場を設けさせていただきましたことにもこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

拝啓(1マス空ける)若葉の候、皆さまには益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本日○月○日、○○県立○○高等学校の創立誠におめでとうございます。この記念すべき年度にPTA役員に選出していただけたことを誇りにするとともに、今日という日を無事迎えられたことに心より御祝い申し上げます。また、○○高等学校創立に向け幾度となく会議の場を設けてくださいました○○県教育委員会の皆様、ならびに職員の皆様にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。

高等学校創立記念PTAの挨拶での書き出しでは、創立を祝う言葉をなるべく早い段階で用いるようにするとその後の挨拶へ自然に繋げることができます。スピーチや挨拶ではあまり季節を表す言葉を用いない代わりに、挨拶の場を設けてもらえたことに対する感謝の気持ちを述べるようにするとよいです。また、手紙やメール、ビジネス文書などにおいては書き出しに頭語を用いることが一般的です。頭語は『拝啓』を用いることで相手に失礼のない書き出しとなりますが、よりかしこまった表現が相応しい場合には『謹啓』などを用いることも可能です。

高等学校創立記念PTAの挨拶の結びでは、書き出しの内容の要約に加え今後の目標や意気込み、または相手を気遣う言葉などを用いるようにしましょう。とくに、いちPTA役員として今後どのように協力していくかなど具体的な志を踏まえて言葉にできるととても内容の詰まった良い挨拶となります。保護者からの目線を大事にした言葉選びができるとよいでしょう。結びの文章では、改めて感謝の気持ちを述べながら文章全体が比較的短く端的にまとまるよう意識しましょう。

本日はこのような記念すべき日に挨拶の場を設けていただけたことに深くお礼申し上げるとともに、残る本年度中、PTA役員としての役割を果たしていくことができるよう尽力してまいる所存でございます。本校に通う子どもたちの輝かしい学校生活の為にも、より一層皆様のお力添えがいただければ幸いに存じます。本日はPTA役員及び父兄を代表しまして○○高等学校第○回創立記念の御挨拶とさせていただきます。ご静聴ありあとうございました。

この度○○私立○○高等学校創立○周年に伴いまして、多くの行事にご尽力くださいました皆様には度重なる会議へのご出席に関係しまして多くのご負担があったことと存じます。体調など崩されることのないようお気を付け下さい。本年度も残すところわずかとなりましたが、PTA役員の責務を全うできるよう今後も積極的に学校づくりに勤しんでまいる所存でございます。天候の変化が著しい季節折、皆様におかれましてはより一層ご自愛くださいますようお願い申し上げます。(1マス空ける)敬具

今後も末永く多くの歴史を積み上げていくこの○○都立○○高等学校の創立記念式典に列席させていただけたことに誇りを感じるともに、今日という日を迎えられたことに改めて心より御祝い申し上げます。本年度PTA役員に選出していただいた皆様のご期待に沿えるよう多くの面で本校を支えていけるよう尽くしてまいります。本日ご列席のPTA役員ならびにご父兄の皆様におかれましては、今後ともご支援、ご協力をいただければ幸いに存じます。PTAを代表といたしまして私からの祝辞とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。

この度○○市立○○高等学校の創立に至るまで綿密な計画と作業にご尽力くださいました皆様に改めて大きな感謝を述べるとともに、無事創立を迎える事の出来た○○高等学校へ心より御祝い申し上げます。何十年にも渡り後世に語り継がれていく今日という日をともに迎えられた事に大変嬉しく思います。初年度PTA役員の誇りを胸に○○高等学校に良き功績を残していけるよう尽くしてまいる所存でございます。略儀ながら、本メールをもちまして創立のご挨拶とさせていただきます。(1マス空ける)敬具

終わりに、これまで○○高等学校創立に伴う準備に携わられた皆様へ改めて御礼申し上げるとともに、創立を祝しまして心より御祝い申し上げます。○○高等学校の沿革に相応しい由緒ある歴史を築いていけるようPTA役員一丸となり尽くしてまいります。今日というこの記念すべき日が皆様にとっても素晴らしき一日になるよう心よりお祈り申し上げながら、私からのご挨拶とさせていただきます。平成○○年度○○県立○○高等学校PTA役員(自分の名前)(1マス空ける)敬具

結びの文章では、学校の将来に向けての志を述べるとまとまりのよい結びとなります。また、ビジネス文書などのかしこまった文面では書き出しであまり自己紹介を用いない代わりに結びの文末にて自分の名前で締めるようにすると硬くきちっとした印象がつくのでおすすめです。手紙やメール、ビジネス文書の書き出しで頭語を用いた際には、必ず文末に結語を入れるようにしましょう。結語は、頭語『拝啓』に対しては『敬具』がセットとなりますので覚えておくとよいです。頭語『謹啓』を用いた場合には『敬白』で結ぶようにしましょう。

高等学校創立記念はその学校の長い歴史において毎年祝い続けられる大変由緒ある記念日です。そのような日に行う挨拶としては全体を通してややかしこまった言葉や表現を用いて、あまりフランクな表現を含まないようにすると印象が良いです。また、高等学校創立記念式典に生徒が列席している場合でも比較的大人の方々を対象とした文章で構成した方がおさまりの良い挨拶となります。PTA役員の挨拶となると、それは言い換えると保護者代表の挨拶ともなりますのであまり個人的な感想や意見は控え、形式的な挨拶やフレーズを意識した文章にすることが理想的です。書き出しでは先に紹介を受けた場合でも必ず自分から簡単な自己紹介を行い、続く言葉にはまず創立を祝う言葉を用いるようにしましょう。あとの言葉には関係者へのお礼や、その場に列席している保護者の方へのお礼の言葉を述べてもよいでしょう。手紙やメール、ビジネス文書には上記に加え時候の挨拶を用いることが一般的です。時候の挨拶は季節はもちろん、ひと月の中でも上旬・中旬・下旬にてそれぞれ相応しい挨拶がありますので異なる時期の挨拶をしないよう注意する必要があります。結びでは、書き出しの文章の要約に加え、その学校の将来に向けた意気込みなどを用いて締めくくるととてもまとまった印象がつく挨拶となります。保護者代表というPTA役員の意識を大切に、相手に失礼のない挨拶にしましょう。