野球部父母慰労会の挨拶やスピーチに使える... | 挨拶やスピーチに使える季語・時候の言葉の例文や手紙・メール・季節に使えるPTAの文例

野球部父母慰労会の挨拶のポイントは、まず、「慰労会」であるという場をよく理解すること。物凄く堅苦しいようなスピーチは必要ありません。そして、次に労をねぎらう、というのが一番のテーマであり、目標であると定めてその場にあったスピーチが出来るように努めることです。結果がどうあれ、水を差すようなことは絶対にNGで、祝いの、お疲れ様でしたという雰囲気の出るような柔らかいスピーチに徹するのが一番ベターですね。

野球部など運動部の活動については、父母の方々はお子さん以上に苦労をしているはずです。日々の送り迎えや、遠征費、汚れた服の洗濯……。部活動を裏から支えるのも、保護者の大切な役割だったと思います。そういったエピソードを取り入れつつ、保護者さんたちの苦労をねぎらうようなことを付け加えるのがポイントです。このとき、上から目線だったりしないように、同調的なポイントからアピールするのが効果的ですね。つつがなく野球部があったことについてのお祝いを述べるのもいいでしょう。

それでは、〇〇小学校(または中学、高校名など)の野球部父母慰労会を始めさせていただきたいと思います。この野球部がやってこれましたのも、父母のみなさま、祖父母のみなさま、OBなどの協力者のかたがた、地域の人たちなどさまざまな支えを受けてのことです。とくに保護者の方々におかれましては、たいへんなこともたくさんあったと存じます。本当にお疲れ様でした。今日はなるべく肩の力を抜いて、楽しめる場になればいいなと私としても思っております。

拝啓、〇〇小学校(または中学、高校名など)の野球部の父母のみなさま、この度は本当にお疲れ様でした。ここにきて野球部の活動も一区切りとなり、野球部の活動を支えていた保護者の方々におかれましては、さみしくもほっとしたような心地ではないかとご推察申し上げます。はた目には分からないような苦労もたくさんあったと思います。目いっぱいに慰労会をお楽しみいただき、疲れを癒していただくとともに、保護者の皆様同士で懇談を深めていただければ幸いです。

拝啓、〇〇小学校(または中学、高校名など)の保護者の皆さま、地区大会を終え、野球部の活動も一区切りとなりました。保護者の皆様におかれましては、影に日なたに、ほんとうにさまざまな苦労があったことと思います。野球部の活動が、お子さんと保護者の皆様ともども、人生の糧となり、支えとなったことを心から願う次第です。さて、恒例の通り、今年も保護者の皆様同士での慰労会を開催したいと思います。ひいてはふるってご参加ください。

〇〇小学校(または中学、高校名など)の保護者の皆様へ。〇〇(名前)です。この度はほんとうにお疲れ様でした。部活動を支えるにあたって、保護者の皆様の苦労というのは並々ならぬものがあったと思います。さて、この度は、恒例の通り、保護者のみなさまで慰労会を開催したいと思います。日時と場所は～で、料金は～ほどを予定しております。つきましては、参加、不参加のお返事を〇月×日までに私にご返信ください。ふるってご参加ください。

〇〇小学校(中学、または高校名)の保護者の方、および関係者の方各位へ。このたびは〇〇小学校地区予選の突破、おめでとうございます。これも日ごろのみなさまの支えあってのことと、心よりお祝い申し上げます。さて、野球部の活動も一区切りとなったところで、毎年の恒例の通り、保護者の皆様で懇談会を開催したく思います。場所は～を予定しております。追って詳細をお知らせいたしますので、参加・不参加の是非などのご都合をお知らせください。

どのあいさつにおいても、大切なのは慰労会である、というテーマに沿ってお疲れ様でした、と一言労うと空気が良くなるので、おすすめです。あとは場の雰囲気に合わせて、盛り上げたり、粛々とこなしたりと選んでください。どうしても雰囲気が分からない、どういうあいさつをして良いのかわからない、という場合は、毎年恒例のものでしたら、昨年度の挨拶がどんなものだったのか尋ねると間違いがないです。とくに上のお子さんを持っていらっしゃる方は上の子の時に経験しているという場合があるので要チェックですね。

野球部父母慰労会の挨拶の結びのポイントは、場をきゅっとしめることです。スピーチがこれで終わりなんだ、という雰囲気を作り場合によっては「乾杯！」などと号令をかけると非常にわかりやすい挨拶になりますね。次の人がいなければ、そういう形でしめると後はプライベートな、自由時間だと分かりやすいことになるのでおすすめです。だいたいグラスを持ってもらって、お疲れ様でした、といったフレーズを大きく言いながら杯を掲げると合図になります。形式的な部分のみ例文をまねつつエピソードを加味すると上手くゆきます。

色々な苦労があったと思いますが、それが全て良い経験になることを祈っています。お子さんの方も、お父さん、お母さんの苦労が分かる日が来るでしょう。大人になってからかもしれませんが、黙って支えてきた皆さまの忍耐には頭が下がる思いですね。それでは、長々と話してしまいましたが、みなさまお腹も空かれていることでしょうし、そろそろしめに入りたいと思います。最後は乾杯でしめたいと思います。保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。乾杯！

この慰労会をもって野球部の保護者の皆様の懇談を深めるとともに、ゆったりとした場で苦労話などしつつ、懇談会が新たな発見や経験の共有が出来るような、楽しい場になることを願っています。一年間いろいろ、楽しいことも辛いこともありましたが、懇談会を通して語り合うことで、素敵な思い出になることを心より楽しみにしております。それでは、皆様のふるってのご参加を心よりお待ちしております。都合がつけばご連絡ください。敬具。

このようにさまざまな出来事があり、まるで昨日のことのように思い起こされますが、苦労も苦い思い出も、どれも素敵な経験だと感じます。みなさまにおかれましてはどうでしたでしょうか。懇談会の場で、ぜひとも思い出を語り合って、あれこれと話に花を咲かせたりできれば、と思います。より多くの皆様の参加を心待ちにしております。人数の予約がございますので、予定の変更があった場合はなるべくお早めに幹事の方へご連絡ください。敬具。

〇〇小学校の野球部の保護者の皆様といろいろな経験を通して、たくさんの思い出が作れたと思います。みなさま、重ね重ね本当におつかれさまでした。さまざま個人に積もる話もあることでしょうが、詳しいことはまた語りあいたいと思っております。辛いことや楽しいこと、たくさんありましたが、過ぎてみればどれも楽しい思い出のような気がします。より多くの方が参加できるように予定を調整してまいりますので、ご都合をお知らせください。

お子さんが野球で重ねてきた努力同様、保護者の方の支えるための裏方の努力を思うに、簡単ではなく途方もないものがあったとお察しします。このたびはほんとうにお疲れ様でした。保護者のみなさまの野球にかける熱意には自然と頭が下がる思いです。楽しい思いも悔しい思いも同様にいたしましたが、野球部の活動を通じて、いろいろと得るものがあったと思います。懇談会を通じて、お互いに得るものがあれば良いなと思っております。

挨拶の結びはシーンによっても多少変化しますが、そのあとに何があるかによってかわります。たとえばまだ喋る人がいるのであればバトンを渡すこと、フランクな場に戻すのであれば最後は多少大きな声を挙げてシーンを切り替えるなど、スピーチには与えられた役割が重要です。もっと工夫をしたければ、良かったこと、悪かったことのエピソードを挙げながら、激励されながらも肩の荷を下ろすような方向を狙ってみるのがおすすめですね。

野球部父母慰労会の挨拶の全体的なまとめとしましては、大切なことは「ねぎらう」の一言につきます。苦労をねぎらうことはたいへんだった、辛かったということだけのみならず、それにおつかれさまでした、という受けを付け加えることで成立します。慰労会の場ですので、ポジティブになるようにエピソードを盛り込むのならばプラスの部分とマイナスの部分を調整しましょう。とくに難しいのが「つらかった」というマイナスの部分をどうポジティブに変換するかで、重々しい空気にならないように「でも、頑張った」とか「得たものが多かった」とか、そういった言葉で必ず受けるようにしましょう。お説教はNGですので、うるさくなりすぎないように用意するのがポイントですね。また、保護者は部活動を支えるにあたって、毎日たいへんな苦労を要してきたことと思います。そこを褒めつつ、基本的には盛り上げる、ねぎらう、そういったポジティブな内容が求められます。また、幹事をするのであれば、慰労会のスケジューリングなどにも気を配りましょう。いくつか日程を挙げて、都合の良い日を選んでもらう、というような小さな心配りが重要です。ビジネスや手紙、メールでの挨拶をする場合、そういった点に注意すれば高ポイントです。