勤続表彰の挨拶やスピーチに使える言葉の例... | 挨拶やスピーチに使える季語・時候の言葉の例文や手紙・メール・季節に使えるPTAの文例

大卒者が就職してから60歳定年まで働くとした場合、約40年働くことになりますので、20年目に永年勤続表彰であればちょうど会社人生における折り返しにあたります。永年勤続表彰には、表彰式などの式典が行われたり、祝賀会などが設けられることがあります。その際欠かせないのが、本人による永年勤続表彰の挨拶です。これまでの20年間の振り返りとこれからの20年間への抱負を述べ、また感謝の気持ちを伝えることがポイントになり、スピーチや手紙、メールなどにより、あるいはビジネスの場面の場合など、その例文も変わってきます。

永年勤続表彰の挨拶の切り出しは、最初に表彰そのものへの感謝の気持ち、また表彰式が開催されたり、祝賀会が設けられたような場合は、式典を挙行していただいたことや祝賀会の席を設けていただいたことに対するお礼の言葉から始まります。表彰式を開催することにも、総務部門のスタッフなどの尽力によるものですし、祝賀会のような宴席を設けてもらうことも、幹事役の人がいろいろと準備をされていますので、その方たちに対するお礼の言葉も必要となります。

本日は、このような栄誉ある表彰をいただき、またこのような盛大な表彰式をあげていただき、そのうえ結構な記念品までいただき、身にあまる光栄でございます。社長をはじめ、各関係者のみなさまには、厚くお礼を申し上げます。本日、こうして晴れがましい表彰をいただけましたのも、またこれまで大過なく勤めさせていただけましたのも、ひとえに社長をはじめ、副社長、専務、常務、上司、同僚あるいは後輩の皆様方のお力添えがあってのことでございます。心より感謝申し上げます。

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。さて、私儀、このたび、勤続20年を迎え、永年勤続表彰をいただきましたところ、さっそくご丁重なご祝意を賜りまして、誠にありがとうございました。ご厚情のほどありがたく、厚くお礼申し上げます。このような身に余る光栄に浴することができましたのも、ひとえに日頃からのご指導とご支援の賜物であると、心より感謝申し上げる次第でございます。

謹啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てにあずかり、厚くお礼申し上げます。さて、私儀、このたび、勤続20年を迎え、永年勤続表彰をいただきましたところ、ご多忙にもかかわらず、ご丁重なご祝意を賜りまして、誠にありがとうございました。ご厚誼のほどありがたく、厚く御礼申し上げます。永年勤続表彰という、身に余る光栄に浴することができましたのも、ひとえに日頃からのご支援とご協力の賜物であります。心より感謝申し上げる次第でございます。

メールにて失礼いたします。平素は格別のお引き立てに預かりまして、心からお礼申し上げます。さて、このたび、勤続20年を迎え、永年勤続表彰をいただきましたところ、激職に身を置かれているにもかかわらず、さっそくご丁重なお手紙をいただきまして、誠にありがとうございました。ご厚情のほどありがたく、厚くお礼申し上げます。このような身に余る光栄に浴することができましたのも、ひとえに日頃からのご指導とご支援の賜物でありますことを、心より感謝申し上げる次第でございます。

貴職におかれましては、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご配慮をいただき、また格別のお引き立てにあずかりまして、心からお礼申し上げます。さて、私儀、このたび弊社における勤務が継続20年を迎えることとなり、永年勤続表彰をいただきました。このような身に余る光栄に浴することができましたのも、ひとえに日頃からの貴職のご指導とご支援の賜物でありますことを、心より感謝申し上げる次第でございます。

永年勤続表彰本人の挨拶は、最初に表彰そのものへの感謝の気持ち、また表彰式が開催されたり、祝賀会が設けられたような場合は、式典を挙行していただいたことや祝賀会の席を設けていただいたことに対するお礼の言葉から始まります。そして、永年勤続表彰を受けるまでに、お世話になった上司等の関係の方々への感謝の言葉を述べ、その後具体的なエピソードを織り交ぜながら、これまでのことを振り返る話をしていくことになります。

永年勤続表彰の挨拶の締めくくりのポイントも、やはり感謝の気持ちになります。これまで、会社の内外を問わず、いろいろな人に支えられてきたおかげであるという感謝の気持ちを伝えて、今後も支えていただきたいという気持ちを伝えることになります。その上で、会社のために、今後どういったことをやっていきたいか、会社にどのような形で貢献していきたいかなど、節目の年を迎えての新たなる決意や抱負を述べていくことになります。

これまで過ぎ去った年月を振り返ってみますと、人に誇れるような、表彰に値するような業績は何一つとして思い当たりません。ただ、与えられた仕事に精一杯取り組み、それをやり遂げることによって、働くことができる喜びだけはしっかり学び取ることができたように思います。今日の会社の発展を見る喜びとともに、この表彰を受けたのを機に、20年前の新人の頃を思い出し、初心にかえって、会社の発展のためさらに努力を続けたいと思います。簡単ですが、私のお礼の言葉とさせていただきます。本日はありがとうございました。

これまでの過ぎ去った年月を振り返ってみますと、人に誇れるような、表彰に値するような業績は何一つとしてございません。ただ、与えられた仕事に誠心誠意邁進し、それを達成することによって、働くことができる喜びを実感することができたように思います。この表彰を受けたのを機に、20年前の初心にかえって、会社の発展のためさらに職務に精励していく所存でございますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

これまで会社で働かせていただいた体験を振り返ってみますと、人に誇れるような、また表彰に値するような業績を何一つとして挙げておりません。ただ、与えられた職務に精一杯取り組み、それを達成することによって、働くことの喜びを実感することができました。今日の会社の発展は私の誇りとするところであります。この表彰を受けたことを機に、20年前の新人の頃を思い出し、初心にかえって、会社の発展のためさらに努力したいと思います。簡単ですが、私のお礼の言葉とさせていただきます。本日はありがとうございました。

これまで会社で働かさせて頂いた年月を振り返ってみますと、人に誇れるような功績も、表彰に値するような業績は何一つとしてございません。ただ、与えられた仕事に誠心誠意取り組み、コツコツと努力を続けてはきたと自負しております。この永年勤続表彰を受けたことを機会に、20年前の初心にかえって、会社の発展のためさらに職務に精励していく所存でございますので、今後ともご指導、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

これまで会社で働かせて頂いた日々を振り返りますと、色々な事が御座いました。様々な困難な状況にも巡り会いましたが、こうして今日まで働くことができましたのも、関係の方々の温かいご支援と励ましのおかげであると、改めて感謝申し上げます。そのご恩に報いることができますよう、この表彰を受けたことを機会に、20年前の初心にかえって、会社の発展のためさらに職務に精励していく所存でございますので、今後ともご指導、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

永年勤続表彰本人の挨拶を締めくくる場合も、やはり感謝の気持ちを伝えることが肝要です。永年勤続として表彰されるまでの期間、会社の内外を問わず、様々な人と関わり合いがあって、そうした人と人のつながりの中で仕事をやってきていますので、そうした人たちに対する感謝の気持ちを伝えることが大事です。その上で、今後も仕事に励んでいくので、今後ともよろしくお願いしたいという旨を述べて、最後に再びお礼を言って終わりになります。

永年勤続表彰は、会社の就業規則にその要件が定められています。永年勤続表彰の対象は、例えば会社に20年以上継続して勤務した場合などとされています。大卒者が就職してから定年の60歳まで働くと仮定すると、約40年働くことになりますので、20年目に永年勤続表彰されることは、ちょうど会社人生における折り返し点にあたります。表彰を受け、その際スピーチをしたりする場合も多くあります。そういった機会において、何を話したらいいかですが、基本的には永年勤続表彰を受ける年齢まで働くにあたって、支えてきてくれた周囲の人々への感謝の気持ちを率直に伝えることが大事です。20年働けば、様々な経験を積み重ねてきていますので、そういった中から思い出に残っているエピソードなどを織り交ぜながら感謝の気持ちを伝えていくことができれば十分です。そして、20年目の社員はそれなりのポジションにいることが通例ですから、後進の人たちに対してどのようなメッセージを伝えるかも期待されていますし、先輩社員としての責務であると言っても過言ではありません。その上で、残された20年間において、会社のためにどういったことをやって貢献していくのか、改めて決意の言葉を述べたり、抱負を語ることによって挨拶が形作られます。